こんにちは!今日はミシュラン一つ星を獲得している“シンシア(Sincere)”のオーナーシェフ-石井真介シェフが手掛けた“シンシアブルー(Sincere BLUE)”の紹介です。
料理のテーマとしてはサステイナブルシーフードがテーマになっています。聞きなれない単語かもしれませんが、近年注目されている持続可能な環境を保つために海の環境資源を考慮しており、オーナーシェフは一般社団法人Chefs for the Blueのリードシェフを務めています。
そんなシンシアブルーはミシュラン星付きフレンチ シンシアの姉妹店で、2020年9月に新しく原宿駅近にOPENした商業施設〈JINGUMAE COMICHI〉の2階に入っており、鯛焼きのメインディッシュやウサギの最中など遊び心満載のカジュアルなオーダービュッフェフレンチを楽しめます。
原宿駅竹下口を出て左に進むとJNGUMAE COMICHIは見つかります。他にも様々なジャンルの飲食店が入っていたので、ぜひ探索してみてください。
2階へ上がるとどこか海外の街角のような場所に、ぽつんと入口があります。
店内はこんな感じでこじんまりとしていて、席数はそんなに多くなかったです。上の写真はお客さんがいなくなった席を撮った写真なので、実際には満席で埋まっていました。
オードブルビュッフェ
(オードブルの中から好きなもの食べられるオーダービュッフェ)
和歌山ビンチョウマグロと根セロリ
帆立と岩海苔のクロケット
バンガシウスのベニエ
ブラックタイガーのカダイフ
燻製銀鮭とカリフラワームース
炙りと春菊のソース
未利用魚のカルパッチョ
トピナンブールのスープ
ローストビーフ
うさぎの最中
バーニャカウダ 蟹味噌のソース
メイン
真鯛の鯛焼き
デセール
本日のスフレと洋ナシのアイス
※上記は2020年12月の初旬時点変更になっている可能性があります。
こちらのオーダービュッフェは特殊で、初めにオードブルがすべて出てきた後に、好きなものを好きなだけオードブルから追加することが出来ます。
最初にドリンクを注文しました。3000円で赤・白ワイン、ビール、カクテルのアルコールの飲み放題などもあるので、お酒が大好きな方も満足に飲むことが出来ると思います。今回は山椒ビールを頼んでみました。山椒の爽やかな香りがさっぱりとした味わいのビールによく合っています。
初めはさっぱりとした生魚の料理が出てきました。「未利用魚」とはサイズや漁獲量のロットが少なくまとまらないなどの理由で本来なら市場に出回らず破棄されてしまう魚たちです。私自身も知らなかったのですが、特にほかの魚たちと変わらずおいしく頂きました。
トピナンブール(TopinamburやJerusalem artichoke)とは日本語で菊芋と言われている北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の野菜で、水溶性食物繊維のイヌリンやビタミンを多く含みでんぷんが少ないため、ジャガイモのカロリーの半分しかカロリーがないそうです。
得体のしれない名前かもしれませんが、どれも魚を使ったフライです。個人的にはブラックタイガーのカダイフが美味しかったです。
野菜は農園の畑をイメージするような色どり豊かな野菜たちでした。
ここでやっとお待ちかねのうさぎの最中の登場です!中はホワグラが入っており、クリーミーで美味しかったです。
メインディッシュの前にはシェフの気まぐれごはんが出るそうで、メニューには載っていないのですが、今回は牡蠣の照り焼きごはんが出てきました。
メインは真鯛の鯛焼きです。個人的に鯛焼きが好きなので、このレストランを選んだきっかけも鯛焼きでした。ネタ晴らししてしまうとせっかく楽しみにされている方には申し訳ないので、中身や味についてはぜひ行って食べてみてください!付属のブリオッシュも焼き立てで、バターのいい香りがしてすごくおいしかったです。
この後からまた食べてみたいオードブルが頼み放題になりました。個人的には全部もう一度食べてみたかったので、1個ずつ追加でオーダーしました。
最後は洋ナシのアイスとチーズスフレでした。ドリンクはハーブティーと紅茶、コーヒーが選べます。
どの料理も工夫されていて美味しく、店員も気さくな方たちでくつろぎながら料理を楽しむことが出来ました。
ちなみに、予約は2週間程度先までは埋まっていて、専用サイトのTable Checkのみしか現時点(2020年12月執筆時)で受け付けていませんでした。予約は下記サイトからできます。
東京都渋谷区神宮前1-23-26 JINGUMAE COMICHI 2F
JR原宿駅竹下口より徒歩で3分程度
なし(付近にコインパーキングあり)
※駐車場を事前に予約したい方は空き駐車場予約サイトakippaや大手タイムズ運営のタイムズのBを利用するのもおすすめです。